9月の米雇用者数は低調見通し、労働市場の軟化続く
2025/09/29
何が起こった?
9月の米雇用者数は低調見通し、労働市場の軟化が続く。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査によると、9月の米非農業部門雇用者数は5万人増と予想され、失業率は4.3%で横ばいとなる見通し。米雇用統計は10月3日に発表予定だが、会計年度末の9月30日までに議会が歳出法案で合意できず政府機関が閉鎖となれば、その発表は危ぶまれることになる。
どういった意見がある?
エコノミストは、労働市場の軟化が続くことを懸念している。一方で、パウエル議長は、インフレが想定以上のペースで加速するリスクは継続しているとし、FRBは難しい舵取りを迫られていると述べた。また、パウエル議長は、労働市場とインフレの見通しにはリスクがあり、追加利下げを検討する政策当局にとって困難な道が待っている可能性が高いとの認識を示した。
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