ウクライナへのミサイル供与を米国務省が承認
2025/08/30
何が起こった?
ロシアは８月２８日未明、ウクライナに対し、ミサイルとドローンによる大規模な攻撃を実施した。首都キーウでは少なくとも２１人が死亡し、少なくとも６３人が負傷した。攻撃は市内全地区の建物に被害を与え、インフラや鉄道施設も攻撃された。ウクライナ国営送電会社ウクレネルゴによると、エネルギー施設も攻撃され、停電が発生した。米国務省は８月２８日、北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）加盟国が資金を負担する形でのウクライナへの長距離ミサイル供与を承認した。
どういった意見がある?
米政権のケロッグ特使は、ロシアの攻撃がトランプ大統領の和平努力を損なうものだと批判した。一方、ロシアは今回の攻撃で軍事産業施設と空軍基地に打撃を与えたと発表した。ウクライナのシビハ外相は、安全の保証が鍵だと述べ、軍を最大限強化することが最優先事項だと強調した。
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