自民党総裁選、茨城の保守層揺れる
2025/10/03
何が起こった?
自民党総裁選を控え、10月4日に投開票が予定されている。日本は1年余りで2人目の首相を迎えることになる。参院選での敗北で辞任を余儀なくされた石破茂首相の後任を選ぶ。新たに選出される総裁は、直ちに財政支出や税制を巡る判断を迫られることになる。これまで野党側は消費税率の引き下げを求めてきたが、財政懸念から金利上昇を招く恐れもある。新総裁には国民の支持を取り戻すための創意工夫が求められる。一方、石破氏が直面していた課題を継承することになる。
どういった意見がある?
世論調査で次期総裁として有力視されているのは、高市早苗元経済安全保障担当相や小泉進次郎農相、林芳正官房長官。国民には生活費高騰への不安が根強いが、石破政権が実施した現金給付策は不満の解消につながらず、野党が掲げた減税案の方が有権者の共感を集めている。一方で、国民民主党は自民党への接近をけん制する。また、一部の自民党議員からは、総裁選の実施自体がさらなる「政治空白」を招いていると批判されている。
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