国民民主党、立憲民主党との協力模索
2025/10/15
何が起こった?
国民民主党の玉木雄一郎代表は、立憲民主党に対し、安全保障政策やエネルギー政策の転換を要求し、首相指名選挙に向けて野党統一候補を模索している。玉木氏は記者会見で、安全保障に関しては「寸分の揺らぎも許されない状況」と述べ、立憲民主党が現実的な安全保障政策に転換するよう促した。また、自民党と公明党の連立解消を受け、立憲民主党は玉木氏を有力候補として首相指名選挙の野党候補一本化に向けた動きを加速化している。玉木氏は、安全保障政策やエネルギー政策の一致がなければ政権が不安定になる可能性があると警告した。両党は共に連合を支持母体としており、安全保障やエネルギー面で隔たりは大きい。
どういった意見がある?
玉木氏の要求に対して、立憲民主党の野田佳彦代表は「安保政策は１ミリの揺らぎがあってもいけない。譲る譲らないの話ではない」と反発し、国民民主党と立憲民主党の連携は困難との見方が大勢である。一方、政策ごとの連携を模索する声も出ている。玉木氏は「政策が実現したら信頼関係が醸成され、その先の連携のあり方も広がっていく」と述べ、まずは高市氏が実現に動くかを見定める構えだ。
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