東～西日本の太平洋側で猛暑、局地的豪雨も
2025/09/09
何が起こった?
東日本と西日本の太平洋側で猛暑が続く中、局地的に豪雨が降り、大気の不安定な状態が続いています。 気象庁によると、8日も東日本と西日本の太平洋側を中心に晴れて気温が上がり、各地で猛烈な暑さとなりました。また、本州付近にのびる前線に向かって湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっていて、群馬県沼田市で44ミリ、埼玉県川越市で40ミリの激しい雨を観測しました。気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意するよう呼びかけています。
どういった意見がある?
この夏の異常気象について、専門家は地球温暖化の影響を指摘しています。 一方で、偏西風が北に蛇行する状態が続き、太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力が強くなったことも影響した可能性があるとしています。また、海面水温が高くなった背景には、10年規模で海面水温が高くなったり低くなったりする周期の存在もあるとしています。一方で、地球温暖化の影響を裏付ける研究結果も報告されました。
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